私はオスカルになりたかった!
唐突にそんな言葉を目にされても何のことだかさっぱりわかりませんね。
今は女性が結婚しても、出産しても働いていることが珍しくはありません。
むしろ女性の労働力が求められる時代です。
でも58歳の私が結婚適齢期と言われる頃は、女性は結婚と同時に、或いは出産前には仕事を辞めて家庭に入るのがごく普通のことでした。
オスカルというのは、1970年代に池田理代子さんによって描かれた劇画『ベルサイユのばら』の主人公のことです。
(出典:むぎっ子)
貴族に生まれながら、自分の人生を切り開いて生きていった自立した女性像は、子供だった私にはとても衝撃で、大きな憧れを抱くことになりました。
私がオスカルに憧れたことは・・・
シニア目前で、定年目前でも「働きたい」「収入を得ていたい」という思いと繋がっているのです。
オスカルになりたい!
『ベルサイユのばら』は宝塚歌劇団によって舞台化されたり、実写版の映画、アニメにもなり、1970年代に「社会現象」とまで言われた劇画でした。
主人公、オスカルは貴族の令嬢でありながら、軍人として育ち、自分の意志で自分の人生を歩み、フランス革命に命を散らせます。
子供時代に受けた衝撃を引きずった私は、オスカルに憧れて、幾つになっても「オスカルみたいになりたい!」は私の頭のどこかにありました。
劇画の中のオスカルの様に、賢く聡明で、人に優しく自分に厳しい・・・それはクリアできない課題でしたが、「自立して生きていく」という点はかろうじて努力すればできるかもしれないと思っていました。
今ならそんな女性もたくさんいることでしょう。
私の子供時代には極めて少数で、周囲にそんな女性はいませんでした。
だから劇画に登場するオスカルは、私が初めて出会った「自立した女性像」でした。
女性が自立するって?
自立と一口に言っても、イメージする自立の形はさまざまでしょう。
同世代の女子には、同じくオスカルに影響を受けて、親の援助を受けずスキルを磨いて、バリバリのキャリアガールとして人生を切り開いた人もいます。
私はそこまで賢く、努力家でもなんでもないふつーの女子でした。
だから社会に出るまでは親がかり。
でもそれ以後は、結婚しても何があっても「自分が生きるための収入」を自分で得ていないと、アイデンティティが崩壊する様な気がしていました。
まず「食」なくしては人は生きていけません。
そのためには「自立して生きていく」ということは、最低限「稼ぐ」「収入を得る」ことができなければいけない!
そう思って何十年かをすごしてきました。
自由が欲しい! 自立していたい!
定年後のシニアになったら、自由に好きなことをしたい!
好きな舞台観るためにニューヨークへ行ってみたい!
セントラルパークを散策して、5番街でショッピングして、それからブロードウェイでミュージカル三昧の旅も、時間にゆとりある年代になればこそできる!
そう憧れています。
でも、それは経済的なゆとりがあってのお話です。
40代後半からケガをしたり、足が動かなくなったりして3度の手術を経験し、これからシニア時代になった時に元気にすごせるか? 病気になった時にどうするのか? と考えると、ゆとりの時間への憧れよりも、自立して生活していくことへの不安が大きくなってしまいました。
家族になんの気兼ねもなく、好きな時間をすごし、自分自身の身の回りの金銭的な出費を自分自身でまかなうにはどうすればよいのか?
どちらも両方手に入れるのはできないものか?
思案する日々でした。
アドセンスで得た「自由」と「自立」
今までにいくつかのネットビジネスに挑戦したことは
出会いとチャンスは逃さない!えみにゃのネットビジネス挑戦記録 に書いた通りです。

いろいろトライしてきた理由は、シニアになった時に「自由が欲しい」「自立していたい」の両方が心の中にあったからです。
しかし、今までトライしたネットビジネスは、なかなか思うようにはいきませんでした。
ブログにアフィリエイト広告を貼るだけで収益が出ることすら知らなかった私は、あるきっかけでアドセンスビジネスの師匠に出会うというラッキーなチャンスに恵まれました。
そうでなければ今頃まだ「自由が欲しい」「自立していたい」という思いの中で、どうすればこの二つを実現できるのかわからず、迷路にまよいこんでさまよっていたでしょう。
きっと迷路の中で「自立していたい」なんて思いはどこかへ放り投げていたかもしれません。
昨年から始めたアドセンスアフィリエイトは、スタートから半年後に1ヶ月10万円、その翌月に20万円の収益につながり、ほとんど更新ができていない今月も15万円の収益が出ています。
この結果を出せたことで、私は「自由が欲しい」「自立していたい」の二つを同時に手に入れることができたのです。
まとめ
最初に「私はオスカルになりたかった」と書きました。
もちろんあんなに美しく、スタイルに恵まれてもいませんし、賢く、優しく、語学や武術にも長けて、羨望のまなざしで見られる女性でもありません。
ごく普通のシニア目前のおばちゃんです。
「自立」という点でも、経済的のみならず、精神的にもちゃんと自立できているのか? と問われると「YES」と自信をもって答えられるわけではありません。
家族にも、多くの友人達にも支えられて生きています。
でもただ一つ言えるとしたら、「オスカルみたいに自立した女性」に憧れ、ほんの少しでもそれに近づきたいと思ってきたからこそ、その時々で自分の進むべき道を、自分でしっかりと見定めて、人に必要以上に甘えずに生きて来られました。
これから定年という道が待っていますが、アドセンスで収入を得ることで「自立」する基盤を得て、定年後の「時間のゆとり」の時が来たら、「自由」と「自立」の二つを手に、私なりのハッピーライフを目指せる自信と心の余裕はを持つことができました。
「自由が欲しい」「経済的な自立を目指したい」
そんなことに興味をお持ちになった時には、気軽にメッセージをお送りください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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